【育休男子】「第一回主夫の友アワード」に行ってきた

ある日FACEBOOKで「主夫の友アワード」とやらを見かけました。

主夫を応援、推進しようというイベントで「ぜひ賑やかしに来てください!」とあったので行ってみました。
考えてみたら今の私って主夫カテゴリに入りますね、意外でした。
妻も育休中なので我が家は主婦主夫です。

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さて、感想をひとことで言うと「盛り上がってないな」です。
イベント自体も、主夫推進も。

参加者は30名程度でプレスと運営側がほとんどで、主夫っぽい人は私含めて片手で数えるほど。
私がイベントに対する期待値を誤っただけかもしれませんが、寂しいものでした。

主夫の友の方の話を聞いて感じたのは「今つらいんだな」ということです。
全体的に明るくポジティブ変換していましたが、それがまたつらい現状の輪郭をくっきりとさせるようで。

「別に主夫やってたっていいじゃないですか!(泣)
えぇえぇ今は社会的にだいぶ地位が低いし誤解も揶揄もされますよ。
ちっくしょーもっと主夫が増えればいいのに!
ねぇ皆さん!そう思うでしょ?!」
「そうだそうだ!」
「ですよねぇ!(泣)」

というように内輪で慰め合って認め合って「いいね」し合ってるように見えました。

主夫の現状の厳しさと悲壮感が浮き彫りになった会でした。
それを感じられたことのみならず、考えるきっかけが多くあったので参加して良かったです。

主夫を応援することには私も賛成で、大いに応援しようと思います。

あとサイボウズ社長の青野さんのお話は期待通り面白かったです。
(サイボウズさんの取り組みや青野さんについてはまた取り上げたいと思います)

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マイノリティという意味では専業主夫(以下主夫)も育休男子も共通ですが、違いもいくつか感じました。

・復帰する職場の有無
主夫には無いですが育休男子は復帰する先があります。
ただし「復帰後同様の給与、待遇が保証されるか」や「周囲の目」の問題はあり得ます。
前者については育児介護休業法において「不利益取り扱いの禁止」が定められているため(※1)、ケースによっては法律違反となります(既に判例も出ています(※2))
とは言え表に出ない「隠れ不利益取り扱い」が横行している可能性もあります。
日本においては職場の流動性が低く、従業員の立場が非常に低いと感じますし、解決していくべきポイントですね。
後者はなかなか解決が難しいですね・・・。

・期間が限定されているか
主夫期間は無期限であることが多いでしょう。
育休男子は必ず期間が決まっています。
育児「休業」としては最大1年半(※3)、育児「休暇」としては組織の制度によります。

・「男性のプライド」「世間体」問題が継続的に存在するか
上述した「期間限定か」とも繋がるのですが、主夫だと継続的に存在するようです。
そもそもそんな問題無くなればいいのに、って話なのですが、人の心の問題なのでなかなか難しいですね。
育休男子にも期間限定で存在するケースもあるんですかね。
個人的にはどちらも感じないのですが。
この辺りはまた書きます。

・「推進」されるべきものかどうか
私は「主夫」は認められ尊重される生き方の一つであるべきだとは思いますが、推進されるべきものではないと思います。
現在の日本で「推進」されるべき夫婦の形態があるとすれば、それは「共働き」でしょう。
一方育休男子は「推進」されるべきことだと私は考えています。
↑「なぜか」という問いは本ブログの肝になる部分なので別途しっかり書きます。
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長くなってしまいました。
一つのイベントから、考えるべきこと、興味のあることが拡がってしまいますね・・・。
Done is better than perfectの精神も持ちつつ、ブログ継続していきます。

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※参照
・イベントはNHKで取り上げられていました
「主夫」増加を目指すイベント – NHK 首都圏 NEWS WEB
・とある主夫の方のブログから専業主夫の実態の分かる生々しいエントリ
専業主夫は夢の職業じゃないですよ – kanackyの日記
・少し古い記事ですがアメリカでも専業主夫の扱いは日本とあまり変わらなそう
米国の“専業主夫”事情:日経ビジネスオンライン

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(※1)育児介護休業法10条
事業主は、労働者が育児休業申出をし、又は育児休業をしたことを理由として、当該労働者に対して解雇その他不利益な取扱いをしてはならない。
(※2)育児休業:降格と減給は違法と判決--高裁 | ブログ | 育休後コンサルタント.com
育休から復帰後の年俸減額の不当性を認めた判例
(※3)育児介護休業法5条
育児休業の期間を最大1年半と定めている

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