人口減少という日本最大の課題をどう解決するか

9ヶ月の育休も残すところ3ヶ月となりました。
息子の成長をずっと見ていられる期間が残り少なくなってきたことはとてもさみしいですが、残りの時間を大切に過ごしていきたいですね。

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育休期間中、家事育児を中心としながらもできる限りインプット・アウトプットの機会を設けてきました。
そうする中であらためて感じたことは「このままだと日本ヤバイな」ということです。

課題先進国日本において最優先で解決すべき課題は「人口減少」だと思います。(※1)
正確に言うと「人口減少に伴って起こる様々な事象」ですね。

「少子化・高齢化」の段階は既に終わり「少子・高齢社会」が誕生しています。
そして「少子・高齢社会の少子化・高齢化」という未知のスパイラルに陥っているのが我々の住む日本という国です。
とうの昔に予見された未来に対して、有効な解決策を講じることができないままにズルズルとここまできました。
希望を持つことよりも絶望することの方が容易だと思います。

少し話は逸れますが、ここ何年か「日本は、日本人は素晴らしい」というテーマのテレビ番組が増えた気がします。
そのことに私は「危うさ」を感じます。
全然大丈夫じゃないのに「大丈夫大丈夫!ホントホント!」と無理やり納得させられているような気がして、むしろ危機的状況が鮮明に浮かび上がってくるように思います。

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では「日本の未来は絶望的」と諦めたり、シニカルな態度を取ったりするのかと言われれば「NO」です。
私は日本が好きだし、もっと良い日本になってほしいし、していきたい。
息子に将来「日本好きだな〜いい国だわ〜」と思ってほしいし、その時「とーちゃんはその一翼を担ってきたんだぜ」と思ってニヤニヤしたい。

所与の条件として厳しい現実があっても、理想を掲げて、そこに至る障害を取り除いていく。
それが私が今の会社で学び、体感し、採用担当として学生に伝えてきた「問題解決」です。

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さて、問題解決のスタンスになったところで、希望を見出すためにするべきことは以下の二つです。

1.人口が減少しないようにする
2.人口が減少しても問題ないようにする

1の対策を講じながら2を模索する、というのが現実的でしょうか。

先に2の話をすると、有効と思える具体的なアイディアがあまり思いつきません。
「働く意欲のある高齢者の雇用促進」「ベーシックインカムの保証」とかでしょうか。
う〜ん、発想の転換が必要ですね。。。

1に関しては「外部からの増加」「内部からの増加」があり、それぞれ「移民受入」「出生率増加」です。
今の日本において移民は「受け入れる」というよりは「頭を下げて来てもらう」スタンスが必要だと思うので「移民誘致」の方がしっくりくるでしょうか。(※2)
「出生率増加」についてはやや乱暴な意見ですが「何をすればいいか」はある程度明確になっていて「やると決めて本気で推進するか」だけだと思います。

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それらの対策を講じていくために必要な土台として「最優先で解決すべき課題である」という国民的理解が必要です。
「当事者意識」と言い換えてもいいかもしれません。

そして私がもう一つとても大事だと思うのが「寛容さ」です。

ベビーカーで電車に乗ることに関する論争しかり、男性議員の育休取得の是非しかり。
マタニティマークに対する反応しかり、保育園開園への反対運動しかり。
どうも日本には「不寛容さ」が蔓延しているような気がします。

「これは問題である」と多くの人が当事者意識を持ち、寛容さに根差した問題解決思考で人口減少という課題に取り組んでいきたいですね。

(※1)人口減少を否定的に捉えない考え方もあります。
・「人口減少=悪」ではない次世代に向けて発想を転換せよ ――速水 融・慶應義塾大学名誉教授|シリーズ・日本のアジェンダ 崖っぷち「人口減少日本」の処方箋|ダイヤモンド・オンライン http://diamond.jp/articles/-/70896
・悲観すべきでない日本の人口減少 GLOCOM Platform http://www.glocom.org/sum_ja/past_sum/index52.html

(※2)タイムリーにニュースになってました。
石破大臣 将来的に移民の受け入れを検討 http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000065869.html

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