弊社は男性の育休取得を推進していません

メルカリの小泉社長が育休を取得されることが話題になっています。

以前お話を伺う機会があったのですが、メルカリはちゃんと制度と風土の両輪の回ってる会社だと感じました。

こうした取り組みや事例が今はニュースになりますが、特に真新しいことではなくなっていくといいですね。

メルカリは「男性の育休取得を推進している」企業だと思いますが、今回は私の勤めるワークスアプリケーションズが「男性の育休取得を推進していない」企業だ、ということを書きます。

男性社員に育休を取らせるブーム

働き方改革が叫ばれる昨今、本質的かつ具体的な取り組みをできている企業は少ないです。

残業時間を減らすことも、在宅勤務制度を作ることも、手段の一つとしてはアリですがそこが本質ではありません。

そんな中「手段」の一つとして「男性の育休取得を推進する」というのはちょっとしたブームになっているようです。

さらに「取得した男性社員がいる」ことがブランドになる時期は終わりつつあり「期間は?何人?周囲の反応は?」という実態も求められるように変わってきています。

つまり実績があることが価値になるというより、ないことがマイナスになるようになってきました。

そういう世情もあり「何とかわが社から育休男子を出さんと!」という「男性の育休取得推進」の流れがあります。

嘘みたいですけど「実績欲しいから1日だけ取得しろ、と上司から言われた」みたいな事例も聞きます。
ポンコツか。

弊社、メディア露出増えてます

ちょっと話は変わって、最近うちの会社がメディアに取り上げられる機会がめっちゃ増えてます。

BtoBのビジネスだしテレビCMを打っているわけでもないのですが、社内託児スペース「WithKids」が注目されてるからなんですね。

外注せず自前で運営してること、スタッフの給与の高さ、社員有志による企画からの実現など、注目されるポイントが多いのです。

自社誉め恐縮ですが、素晴らしい取り組みだと胸を張れる取り組みです。

(本業でもっと取り上げてもらえるように頑張らんと汗)

「きっと男性の育休取得も推進しているに違いない」という誤解

WithKidsの話はまたするとして、こういう取り組みがあると「きっと男性の育休取得も推進しているに違いない」と思われるかもしれません。

しかしタイトルの通り、答えは「NO」です。

今後は分かりませんが、少なくとも創業20年でそんな制度も施策も産まれてきていません。

それでも多い育休男子の謎

推進してないので他の企業同様に実績がないかと言うと、既に数十名います。

期間も数ヶ月以上の人がわらわらいます。

私の知ってるだけで一年取得した人が三人います。

最近話題の「半育休」中の同僚もいます。

9ヶ月取得した私もそれほど珍しい部類ではありません。

理由はいくつかありますが、若い社員が多く、かつ考え方がリベラル(政治的な意味ではなく)な社員が多いこと、あとは「自分の頭で考える」を重視する社風だと思います。

特に「自分の頭で考える」は採用段階から徹底的に伝えますし、評価制度もそこを重視するようになっているので、規模が大きくなっても失われにくいと感じてます。

まだまだ増える育休男子

そんな「男性の育休取得を推進しない」会社に勤めていますが、私個人としては推進派なので社内のパパママを応援するサークルの運営など草の根活動しています。

全員が取得しなくてもいいのですが、私が取得する時に周囲の男性から「男性も取れるんですか!知らなかった」というリアクションもいくつかもらったので、まずは知った上で自分で、そして家族で話し合って決めてほしいですね。

おかげさまで同僚から相談されることも増えましたし、知らない社員から「こういう話は高橋さんに聞けばいいと聞いてメッセしました」みたいな連絡がきたりします。

推進が要らない社会へ

弊社は特に推進していないけど実績豊富だということを書きましたが、こんな会社珍しいと思うので基本的には推進した方がいいと思います。

イクメンという言葉もそうですが、推進する必要がない社会を早く実現したいですね。

微力ながら推進の一翼を担っていけるといいなぁ。